リハビリテーション科

リハビリテーション専門3職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)を配置しております。

主な対象は70から90代の高齢者で、高齢者特有の内部障害や骨関節疾患、脳血管疾患が大半を占めております。合併症も多く、急性期から在宅まで幅広い視野でのアプローチが求められます。地域包括ケア病床を中心に、高い在宅復帰率で可能な限り生活自立度を保ちながら、住み慣れた地域でいきいきと暮らし続けることができるよう、入院、外来、訪問、地域活動と、地域における切れ目のない質の高いリハビリテーション医療を提供できるよう努めております。

リハビリテーション科スタッフ

現在、理学療法士12名、作業療法士6名、言語聴覚士2名の20名で診療にあたっております。

理学療法士(PT)・作業療法士(OT)とは、ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、医師の指示のもとに、基本的動作能力の回復等を目的とする理学療法や、応用的動作能力、社会的適応能力の回復等を目的とする作業療法により、自立した主体的な日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

言語聴覚士(ST)とは、ことばによるコミュニケーションに問題がある方に、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職であると同時に、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応する職種です。

 

施設基準(2019年4月現在)

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ
  • 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
  • 運動器リハビリテーション料Ⅰ
  • 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
  • がん患者リハビリテーション料

入院でのリハビリテーション

入院早期から患者様の状態に合わせて、機能の回復や日常生活で必要な動作の改善を図り、より早期に住み慣れた地域に戻れるよう多職種で連携しながらリハビリテーションを提供します。

特に、退院後の生活を意識したアプローチに努めており、病棟での生活場面にも積極的に関与しております。

 

外来でのリハビリテーション

急性発症や慢性疾患の増悪等により、通院しながらのリハビリテーションが必要となった患者様や、退院後も継続したリハビリテーションが必要な患者様に外来でのリハビリテーションを実施しております。

当院を退院した患者様に限らず対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

通所リハビリテーション(介護保険)

リハビリに特化した80分程度の短時間通所リハビリテーション(デイケア)です。当デイケアでは、食事、入浴、送迎サービスはございませんが、要支援から要介護まで身体状況に応じて理学療法士または、作業療法士による専門的な計画に沿ったリハビリを実施いたします。

短時間デイケアは次のような方におすすめです。

  • 長時間のデイケア、デイサービス利用を好まない、またはその必要性が低い方
  • リハビリのみを集中して行いたい方
  • 要介護認定を受けた方で、比較的生活自立度の高い方

 

送迎サービスはありませんが、その分、柔軟なケアプランの組み方に対応できますので、お気軽にご相談ください。

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションとは、ご自宅に理学療法士や作業療法士などのリハビリテーション専門職が訪問し、心身機能の維持・改善や、日常生活動作の維持・向上のためにリハビリテーションを行うサービスです。

実際に生活している環境で実施することで、利用者様には実践的なリハビリテーションを提供でき、ご家族様には具体的な介助方法や福祉用具などについてお伝えすることができます。

介護保険と医療保険での訪問リハビリテーションがありますが、それぞれ利用できる条件が異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。

地域での活動

当院スタッフを中心に、ひらない地域リハビリテーション研究会を設立し活動しております。リハビリテーションは、専門職だけが行うものではなく、医療・福祉職種、行政、地域住民、家族といった関わる全ての人によって行われるものをさします。

そこで、地域全体でのリハビリテーションに対する意識向上や、知識・技術向上、顔の見える関係づくりを行うことを目的として定期的な勉強会を開催しております。また、町内会での健康教室や、各種団体での講演依頼にも積極的に対応しております。

教育体制

質の高いリハビリテーションの提供を目指し、特に、地域で求められる役割に幅広く対応できるジェネラリストの育成に注力し、OJTでのスタッフ教育を行っております。

各スタッフは当院職能要件書をもとに経験年数に応じたキャリアアップを目指します。また、院外での研修会や学会へも積極的に参加し、日々の研鑽に努めております。

主な関連資格取得実績

より広い視点でアプローチできるよう、関連する資格取得にも積極的に取り組んでおります。

  • 介護支援専門員
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 青森県糖尿病療養指導士
  • 福祉住環境コーディネーター2級
  • LSVT®BIG

近年の主な学会発表等実績

【2012年度】

  • リハビリテーションケア合同研究大会札幌
  • 平成24年度青森県理学療法士会青森支部症例検討会

【2013年度】

  • 第37回青森県理学療法士学会
  • 第14回日本クリニカルパス学会(優秀賞受賞)

【2015年度】

  • 第14回日本医療マネジメント学会青森支部学術集会(座長賞受賞)
  • 平成27年度青森県理学療法士会青森支部症例検討会
  • 第8回日本ヒューマンケア科学学会

【2016年度】

  • 平成28年度青森県自治体病院診療所協議会業務改善研究会
  • 第17回日本クリニカルパス学会
  • 第34回東北理学療法学術大会
  • 第40回青森県理学療法士学会
  • 第67回北海道理学療法学術大会
  • 平成28年度青森県理学療法士会青森支部症例検討会

【2017年度】

  • 第41回青森県理学療法士学会
  • 平成29年度青森県自治体病院診療所協議会業務改善研究会
  • 第19回日本医療マネジメント学会
  • 平成29年度青森県自治体病院診療所協議会職員研究論文顕彰
  • 病院羅針盤(産労総合研究所)№117 40-45頁
  • 第33回日本静脈経腸栄養学会

【2018年度】

  • 第20回日本医療マネジメント学会
  • 第42回青森県理学療法士学会 ※3演題
  • 日本クリニカルパス学会誌 Vol.20 130-133頁
  • 第19回日本クリニカルパス学会
  • 平成30年度青森県理学療法士会青森県支部症例検討会 ※2演題
  • 平成30年度青森県自治体病院診療所職員研究等顕彰
  • 平成30年度青森県理学療法士会学術奨励賞
  • 理学療法研究第36号
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